五島漁協 資源管理

資源管理について

水イカ産卵床(シバ付け)について

5月から6月の間、水イカ産卵時期に山から(シバ)木の枝を切り出し産卵場所に沈め、人工的に産卵床を設置し資源回復に努めている。(各地区集落事業)
また、産卵床設置後~9月20日までを禁漁期間を設けている。

稚魚等の放流状況

各漁業集落事業として、アワビ稚貝、ガザミ、カサゴ、クエ、マダイ、ヒラメの稚魚の放流を実施し資源の維持管理に取り組んでいる。

イセエビ保護区域の設置と放流

江地区大型魚礁で放流と禁漁を実施している。また、坪、山下地先で抱卵エビ等を放流(漁業集落事業)し自主禁漁を実施。
各支所でも抱卵エビを保護区域に放流し資源の維持管理をしている。

うちわエビの自主規制

水揚量・サイズ等資源の状況を勘案しながら部会のなかで操業の自主規制等を協議している。
本年は操業予定。
10月中旬から11月

その他資源管理

置網・一本釣り等休漁期間を設けて資源管理を実施。
キビナ禁漁 6月7月
磯焼け対策として、ガンガゼ駆除(各支所)

その他資源管理

  • ブランド化している「五島太刀」は、資源保護のため、出荷サイズは1尾250gまでとして、これを厳守する。(五島太刀魚曳縄協議会規約)
  • サイズが小さい魚を漁獲した時は資源保護のため放流に努め、特にアラ(クエ)は1kg未満、カブ(カサゴ)は150g未満を漁獲した場合は、放流するように取り決めをしている。